税金節約(節税)のポイント

①増税前に手続きを

買いたい不動産が見つかったら、近い将来「増税」が行なわれるか否か、確認することをおすすめします。各種税金については、必ず国や都道府県、市町村などが定める法律によって金額が算出されます。全くの予告なしに税金が増減することはありませんから、慎重に購入のタイミングを伺いましょう。増税が決定されている場合には、その前に手続きだけでも済ませておくと、結果的に数万円~数十万円という単位で節税できるケースも珍しくありません。

②専門家のサポートを仰ぐ

最も確実に節税を行なう方法は、会計士・税理士・不動産鑑定士などの専門家にサポートを仰ぐこと。税金に関するアドバイスだけではなく、様々な特例措置、補助金制度、手数料などについて、コスト削減に関する助力を得られるでしょう。

③課税の対象、計算式などを把握する

仲介業者や事業者から税額を提示されたら、必ずその根拠となる計算式、課税対象物や法律について尋ねてみてください。費用全体に占める割合としては小さくても、数千万円単位のお金が動く取引では、すぐに数万円~数十万円という税額に達します。取引の過程で日常的な金銭感覚が麻痺する方も多いので、「1万円でも多く節税する」姿勢をお忘れなく。