アパートを買いたい!でも税金が不安で…確かに、アパート経営により発生した所得は課税の対象となります(所得税として納税の義務を負います)。しかも、納税者が申告する「確定申告」が必要になるため、その煩雑さから敬遠する方も少なくありません。ただし例外として、給与所得があるサラリーマンなど、不動産経営による年間の所得が20万円以下の場合、確定申告が不要となります。
また、アパート経営を始めた当年など、必要経費が多く発生するため、短期的には赤字を計上する
物件が多くあります。そういったケースでは、確定申告により税金の還付を受けることができます。「損益通算」と呼ばれるこの仕組みは、不動産所得のマイナス分を給与所得と合算することで「節税」がなされる制度。すなわち、給与所得と不動産所得を相殺することができる…続きを読む →
土地活用一覧
税金節約(節税)のポイント
2016/06/28
①増税前に手続きを
買いたい不動産が見つかったら、近い将来「増税」が行なわれるか否か、確認することをおすすめします。各種税金については、必ず国や都道府県、市町村などが定める法律によって金額が算出されます。全くの予告なしに税金が増減することはありませんから、慎重に購入のタイミングを伺いましょう。増税が決定されている場合には、その前に手続きだけでも済ませておくと、結果的に数万円~数十万円という単位で節税できるケースも珍しくありません。
②専門家のサポートを仰ぐ
最も確実に節税を行なう方法は、会計士・税理士・不動産鑑定士などの専門家にサポートを仰ぐこと。税金に関するアドバイスだけではなく、様々な特例措置、補助金制度、手数料などについて、コスト削減に関する助力を得られるでしょう。
③課税の対象、計算…続きを読む →
不動産を買うなら必要な税金をチェック
2016/06/28
買いたい不動産があるなら、まずは必要な税金を把握することから始めましょう。
①印紙税
印紙税とは、住宅の売買やローンを利用する際など、契約書の作成に必要な税金。金額は「契約書に記載された金額」によって増減します。通常は、「収入印紙」を契約書に貼付→印鑑を押す→
納税という流れに沿って支払います。1億円以下の不動産であれば最大でも金額は6万円程度。それほど額が大きくなることはありません。
②消費税
一般的な商品を購入する場合と同じく、不動産の購入・建築時にも消費税を支払う必要があります。ちなみに土地は非課税。課税の対象はあくまで建物(建築物)です。さらに不動産会社への「仲介手数料」にも課税されます。税額は「建物の代金×税率8%(国税6.3%+地方税1.7%)」となります。
③登録免許税
登記の…続きを読む →